【資産運用】運用ルールについて考える -条件の考察-

お金について

前回の記事でポートフォリオの決定をしました

【資産運用】ポートフォリオを決定
ポートフォリオの決定 しばらくどうするか悩んでいましたが、ようやくポートフォリオを決めました 今後このポートフォリオで運用していくことにします VOO:VHT:VDC = 5:3:2                   ...

 

次にこのポートフォリオをどのように運用していくかのルールを考えようと思います

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なぜ運用にルールを決める必要があるのか

1.慌てての売りを防ぐため

そもそもなぜルールを決めるかですが、

過去に書いたように暴落が起きたときに慌てて手持ちの銘柄を売ることを避けるためです

資産運用をするときに注意することー自分の軸をもつこと(前編)
運用をはじめたものの、これどうしたらいいの?そんな風に思ったときに読んでください。守らなければいけないことを書いています。なにが大事か原点を思い返してください。

 

3ヶ月近く前に発生した世界同時株安の時などがそうですが、

株価がおおよそ直近から2割近く下落しています

このようなときに特になにもルールを決めていなかったら、焦って売ってしまうと思います

おそらく僕もそれなりの金額を買っていたら売ってしまっていたでしょう

資産が急速に目減りしているのを見ているだけというのは、なかなか精神的につらいものがありますからね

 

しかし過去の遷移を見ると、株価は持ち直し現在まで上がり続けています

今突然この傾向が無くなることは考えにくく、慌てて売る必要はないということが言えるでしょう

現在でもすでにリーマンショック時よりも株価は高い状態にありますからね

2.手数料が高い

手持ちの銘柄を売る際に当然手数料がかかります

以前の記事でどの程度の手数料がかかるかを確認していますが、

最低5ドルから手数料がかかります

株の売買を行う際の手数料比較【SBI,マネックス,楽天】
これから株をはじめようと考えている方の中で、 これから口座開設を作ろうと考えている方もいるのではないかと思います 今回は口座をこれから作ろうと考えている方に対して、 口座を作るときになにを基準にして、どこの証券会社...

 

5ドルであればそれほど大きな影響を与えないと感じます

1度だけの支払いであればその通りだと思いますが、長期的に見て都度5ドルを払い続けるようであれば、

それは積もり積もって大きな金額になります

そもそもただの売り買いで5ドル(約550円分 2019/1/19現在)かかるのはバカバカしく感じませんか?

利益が大きく出ていて機会提供している分のおこぼれ、ということであればまだ目も瞑れますが、

損失を出しているにも関わらず余分な支払いがあるのは納得できませんね

 

市場に変化がある度に手数料を意識せずに売買を繰り返していたら、

手数料のかさばりが想像以上に大きくなることでしょう

3.税金も取られる

下落が始まった際に損失を減らそうと手持ちの銘柄を売る場合、利益が出ているタイミングで売ろうとするはずです

(損切りがそれほどきっぱりできるのであれば長期保有はしていないのではないでしょうか)

しかし、利益が出ているタイミングでの売りということは当然その分に税金が取られます(配当にもかかっていますが)

ただでさえ損実が発生しないように売っているのに、

その上税金までとられることになるなんて僕には受け入れられません

放っておけば配当分にしかかからないはずなのであれば、税金なんて余分に払う必要はないと考えます

 

税金なんてものは払う必要がないのであればそれ以上に払う必要はないのですから、

税金で支払う分を運用資金として回すことで複利を大きくするべきです

運用ルールについて

ここまでに運用ルールを決めたほうがいい理由を書いてきました

長期で運用することを前提にしている以上、

その時の感情で手持ちを売ることは避けるべきだということは納得してもらえるのではないでしょうか

次に、本題のどのようなルールで運用を行っていくかを考えていきます

定期的な追加購入

以前から少し書いていますが、毎月の追加購入をします

今回のポートフォリオに則って購入をしていくので、VOO,VHT,VDCを購入するということですね

定期的に購入する理由は自分ではその時の購入価格が妥当なのか割高なのか割安なのか正確に把握できないためです

価格の妥当性が把握できるのであれば、自分が最も良いと考えるタイミングで購入するべきだと思いますが、

それを待っていては機会損失にもなりますし、そもそも全ての影響要因を把握することは不可能です

少なくとも僕には

なので、定期的な追加購入をルールの一つにします

購入額の固定

上記に書いた通り定期的な期間で購入することに加えて、購入額も固定にしようと思います

僕の場合は毎月の給料が固定であり、月の支出も大きく変わることはありません

価格の妥当性を正確に把握できない以上購入する額にも差をつける必要はないので、一定額を購入します

もちろんこの金額は自分に余裕がある、ないに関わらず定額です

(生活ができなくなったらそれは話が変わりますが)

 

リスクについて考えた際に、最低30万円あればとりあえずは大丈夫だと分かったので、

この金額だけを残すことを考えます

【資産運用】自分のリスク許容度を考える
今読んでいる本にポートフォリオを作成するにあたって、 まずリスクをどの程度自分が許容できるかを把握することが大事であるということが書かれていました 余裕資金とはいえ、なくなって生活できなくなるわけではないとはいえ、 ...

 

リバランスについて

この記事でも書いたように僕の運用額程度では必要性を感じないので、今のところ特にするつもりはないです

資産運用においてリバランスは必要なのか考える
今回はポートフォリオのリバランスについて考えてみます 結論から言うと、 僕のような低所得者はリバランスなんて小難しいことはいらないです そもそもリバランスとは何かについてですが、 この記事でも書いてい...

リバランスというのか分かりませんが、予定しているポートフォリオになるように買い増しはしますがね

例えば  VOO 50、VHT 20、VDC 20 のように手持ちがあった場合は、次にVHTを10買い増しという具合です

つまり、手持ちを売ることでバランスをとるのではなく、買い増しでバランスをとるということです

 

ポートフォリオの見直しについて

1/19に決めたばかりですが、ポートフォリオの見直しは年に1回くらいはやろうと思います

これから1年はこの構成でやっていきますが、1年後は状況によって比率を変えるかもしれません

ただし、あくまでも構成比率を見直すのであって銘柄を変更ということはしません

 

もし他に買いたいものなどがある場合には、別ポートフォリオとして組むつもりです

あくまでも今回のポートフォリオの運用は継続するつもりです

 

 

とりあえず、運用ルールにあたって決めておくことはこのあたりですかね

足りない部分があれば随時考えていくとして、いったんはこの内容に沿ってルールを決めていきます

今後このポートフォリオの成績が著しく悪くなった場合でも売らずに継続したいものです