前回までに僕のポートフォリオの作成基準を書き、
その基準となる経済成長率のそもそもの意味を書きました
そこで、今回はポートフォリオを構成しているSPY,VTI,IBMをなぜ購入を決めたのか書こうと思います
ここでも書いていますが、改めて書いておきます
今の構成比はこの通りです
SPY:59.0%
VTI:33.7%
IBM:7.3%
ぶっちゃけポートフォリオとしてみるのはSPY,VTIなので、IBMはそれほど考慮しなくていいと思っています
ポートフォリオの構成要素として将来的には株式と債券で組み合わせるつもりなので、個別株式は趣味の範疇です
まず、一番大きな構成要素のSPYについてです
SPYはアメリカの取引所(ニューヨーク証券取引所など)の中の、大型株の中から500種類を選んで構成されています
似たような、もしくはよく聞いたことのあるものとしてはNYダウがあるのではないでしょうか
僕はアメリカ株を少し調べてみるまではダウ平均しか知りませんでした
ただ、このS&P500とNYダウには大きな違いがあり、
S&P500は構成銘柄が500種類あるのに対し、NYダウを構成している銘柄は30種類という点です
この違いは意外と大きいもので、どちらも構成銘柄は大型のものが含まれていますが、
S&P500が時価総額加重平均であるのに対し、NYダウは株価平均で指数を算出しています
そのためダウの指数算出方法では、株価の高い1社の与える影響はS&Pと比較してはるかに大きいということになります
銘柄数が少ないことも要因としては当然あります
そして、銘柄数が少ないということはリスク分散という観点からもよりリスクが大きくなると言えます
銘柄数は多いほどリスク分散につながるので、その意味でもS&P500のほうが購入対象とするには良いと考え、
僕はS&P500へ投資することに決めました
そして、S&P500に関連する商品の中でなぜSPYを選んだかというと、
ぶっちゃけ購入した当時はSPYしか知らなかったからです
・・・だめですよ、皆さんは購入するときはほんとにその商品を購入することが正しいのか、
同じような商品はないのか、あった場合には違いは何かということを調べてから購入しましょう
僕は、購入してからしばらくして気づいたのですが、同じような商品としてVOOというものがあります
こちらにしましょう、信託報酬がSPYの半分以下です(VOO:0.04%、SPY:0.09%)
なので、僕はSPYを売却しVOOを購入しなおしたいのですが、
あまり頻繁に売買をしたくはない(取引手数料がかかる)ので、次のポートフォリオリバランス時期か、
ポートフォリオの全容を決めたときに変えようと思っています
次に、VTIですね
これもSPYに似た内容ですが、異なる点はSPYよりも広い範囲をカバーしているという点です
SPYはアメリカ市場の大型株から構成されていますが、VTIは中型・小型株なども含まれています
小型が含まれているので、ボラティリティはSPY(VOO)よりも大きくなるので、
安定度は少し異なりますがほとんど変わりありません
今はVOOを購入したとすると、ほとんどVTIと構成銘柄が同じになってしまうので、
どちらか一方にまとめようかとも思っています
分散で考えるとVTIが良さそうな気はしますが、VOOも分散として不安があるわけでは全くないので
ここは今後要検討ですね
最後にIBMです
これは完全に個人的にIBMが今後株価が上がるのではないかと期待して買っています
SPYやVTIなどのように安定的に上がる保証は全くないですが、買いました
なぜかというと、今後量子コンピュータが開発されたときに世の中の在り方が変わる可能性があります
そのときに量子コンピュータを開発するのはIBMではないかと考えているからです
特に明確な理由はありませんが、パソコンの市場開拓者として第一線を走っていたIBMは、
今度は量子コンピュータでまた第一線へ復帰するのではないかという期待だけです
今は低迷気味ですがね、グーグル、インテルとの競争となっているようですが、
IBMが勝ってくれるのではないでしょうか・・・ていうか勝ってくれ!
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